ビンディングビス穴修復用アンカーの説明です。
ヤフオクの商品説明だけでは書ききれないものを少し足しています。
このアンカーは、衝撃で抜けたり、水分による腐食や施工ミス(太いドリルで穴あけしてネジが抜けやすかった)などで広がってしまったビンディングやプレートを板と接合するビス穴を再生するものです。1センチ弱の大きさです。
スキー専用のメンテナンス用品(オーストリア製)ですので、ホームセンターで売っている普通のアンカーとは違います。中央のネジ穴がそもそもビンディングのポジビスのサイズにあわせて作ってあるので、板に無事加工できれば、とても素直にビンディングが取り付けられます。
スキー板の場合、アンカーごと抜けてしまっては困りますが、板の厚さはせいぜい2センチ、その制限の中で、固定時に抜けないアンカーで、ちょうどいいものを見つけるのはまず無理でしょう。
最初は、オガサカの板と、純正樹脂プレート(FM550)のネジのうち、一番後ろの一本のビスがどうも緩んで、プレートがカタカタしていたのに気づき、ネジを締めなおしたら、いくらでも回転する状態で、「これはダメだ」と諦めていたところ、この補修パーツがあることに気づいて、試しに購入したのがきっかけでした。
業務用のものだったらしく、買ったら大量に入っていたため、いまでは、小分して出品しています。
アルペンビンディングとテレマークのカテゴリーに出していますが、入札されるは五分五分くらい。ということはテレマーカーは、かなりビス穴拡大で困っていることが伺えます。
加工方法
広がってしまったビス跡の上から、太さ8ミリのドリルビットで9ミリの深さに穴をあけ、このアンカー)を打ち込みます。その上から、ビンディングのネジを締めることで、内部でアンカー先端のギザギザが広がり、抜けにくく、しっかりと固定される・・・というものです。
9ミリの深さに穴をあけるのが少し緊張しますが、少しずつ深さを確認しながら行えば、専用のストッパー付きドリルでなくても大丈夫でした。
いきなり挿入して抜けなくなると大変なので、まずは、細い釘を下側の穴から通して、引き抜けるようにしておいて、下穴に入れて深さが足りているか確認します。
ビンディングのビスを上から締めて、全体が広がらない限り、抜けなくなることはまずありません。
穴を埋めるだけの「P栓」なら多少とび出ていてもカッターで削るだけですが、アンカーはそうはいきません。深さは目視だけではなかなかわからないので面倒でも確認作業はちゃんと行ったほうがよさそうです。
8㎜のドリルビットはホームセンターでも買えますが、それなりの値段だったりします。オーソドックスなドリルの先端形状でOKなのですが、木工用だと突起があったりして、なかなか都合の良い形状でお手ごろのものがありません。バラで売っていないので、知人に頼んで時々まとめがいしています。
ヤフオク!ではドリルビットが買いにくいことを考慮して、金属・木・樹脂などに穴をあける多用途の8ミリドリルビットを1本300円にてお譲り致します。
刃の先端形状が木工用より純正品(純正のものは0.5万円くらいするらしいですが、深さを一定にするガイドがついています)に近いと思います。
ホームセンターなどで8ミリドリルを探すのが面倒な場合は、落札後に追加のご連絡を願います。
欲しいんですが売っていただけますか?
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